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桂泉REVIVE復活43年について

とってもコンパクトな50キロの仕込みサイズで、ご近所のお菓子屋さんにお米蒸してもらったり、市内の酒蔵さんに造ってもらった麹を使ったりして、純米極小吟醸がフツフツと醸されました。袋吊り-しずく酒-「果瓶取り」というファンキーなお酒がしあがりました!

醸造責任者の望月が命名した
「果瓶取り」とは…

ヤブタ、佐瀬、NSK…といえばこの業界では搾り機のことをさしますが、長い間ブランクがありましたので搾り機なんてものはありません。なので吊っちゃいました「袋吊り」です♫ 袋吊りというと「斗瓶取り」ですが、斗瓶もありませんのでホームセンター調達の果実酒瓶取りです、しかも8Lサイズで1000円弱。このあと何日か置いてオリが下がったら、上澄みを小瓶に分けて製品になります。今後もはさまやではお世話になりそうなこの瓶、果実酒瓶ではなく、「果瓶」と呼ぶことにします!

クリスタルマチュアード
長期熟成酒にあうお料理レシピ

当蔵の熟成冷蔵庫内にある長期熟成中の日本酒の中から、毎年少しずつ蔵出しいたします。醸造後、火入れ処理をした瓶詰め状態のお酒を、冷蔵庫内の低温で長期間かけてゆっくりと熟成させました。毎年秋に仕込んだお酒の新酒、半年ほど熟成させた秋あがりとは、熟成の期間が年単位で異なり、貯蔵期間の年月だけが醸し出す全く違った香りや味わい、様相を愉しむことができます。しかしながらその本数は限られており、出荷終了後は2度と手に入らない・リミテッドエディションのものもございます。

その長期熟成酒にあうお料理レシピを料理研究家の方につくっていただきました。

hasamaya

 宮城、くりこま高原。その緑豊かな大自然の真ん中に醸造元として 永く地元の皆様に支えていただきながらこつこつと「桂泉〜けいせん」を造り続けて264年。1978年(昭和53年)の宮城県沖地震の影響で土蔵の蔵は倒壊目前でやむなく取り壊しをいたしました。
 同じ市内の醸造元の酒蔵の一隅を借り、歴史の火を消さないよう、東日本大震災で一番強い震度を記録したこの場所、宮城県栗原の復興の灯火(ともしび)となるよう、自然環境に優しい考え方、昔ながらの醸造方法で純米酒を中心に醸造を続けている、日本国内で最小クラスの醸造元です。現在、自醸蔵復興に向けての第一歩、リキュール醸造所から再スタートし、地域の農家さんと連携し商品づくりをしながら、2022年にクラフト蔵をつくる計画で邁進中でございます。

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宮城県栗原市。1757年創業のはさまや酒造店が培ってきた食文化を受け継ぎ、未来へ繋いでいくために、日本酒や食、農業、文化の振興を行い発信していきます。